Excelの顧客リストから、いつまでもCRMに移れない
- 現場の困りごと
- CRMを契約したのに、顧客リストはExcelのまま。「整理してから入れよう」と言っているうちに、ExcelとCRMの二重管理が続く
- Revenue CRMの機能
- CSVインポート(コンタクト・会社・商談)
- 画面
- サイドバー「コンタクト」「会社」「商談」/一覧右上「CSVインポート」/「インポートのプレビュー」の「認識されたカラム」「未認識:」「プレビュー(先頭 3 件)」「○ 件をインポート」/「インポート完了」「エラー詳細」/設定「連携」→「他社CRM(読み取り)」→「CRM連携」
CRMを契約して1か月。営業事務の担当者のデスクトップには、今も「顧客リスト_最新.xlsx」があります。シートは年度ごとに5枚、列は「氏名」「取引先名」「TEL」「備考」。備考には、3年前の担当者が書いた経緯が残っています。
「整理してからCRMに入れよう」。そう決めてから、整理は一度も始まっていません。営業は今日もExcelを更新し、CRMには試しに入れた3件だけが入っています。
失っているのは移行の手間ではなく、二重管理が続く毎日
Excelから移れない間、ExcelとCRMの両方が「正しいかもしれない場所」になり、どちらも信用されなくなります。
仮に営業が5人、Excelを開いて直す時間が1人1日5分だとします。月20日で約8時間です。その8時間は、移行が終わるまで毎月かかり続けます。しかもCRM側は空なので、契約した意味がまだ1日も生まれていません。
移行が止まる理由は、データの量ではありません。「きれいにしてから」という順番です。5年分のリストを全部きれいにする作業には終わりがなく、終わりのない作業は始まりません。
私は、リストを整えてから移すことを勧めません。いま動いている顧客だけを先に入れ、残りは必要になった日に入れる。全部を移すことより、明日からExcelを開かなくて済むことのほうが先です。
Revenue CRMでは、列名が合っていればCSVを置くだけで入る
取り込めるのは、コンタクト、会社、商談の3つです。サイドバーのそれぞれの一覧を開くと、右上に「CSVインポート」があります。押してCSVファイルを置くと、「インポートのプレビュー」が開きます。
プレビューでは、Excelの列名がどの項目に当たったかが「認識されたカラム」に並び、当たらなかった列は「未認識:」に出ます。その下に先頭3件が表示され、「○ 件をインポート」を押すと入ります。終わると「インポート完了」に入った件数が出て、入らなかった行は「エラー詳細」に、見出しを除いた行番号つきで並びます。ただし、メールアドレスの重複でスキップされたコンタクトはここに出ず、件数にも含まれます。
止まりやすい場所は4つで、どれもExcel側で直せます。
1つ目は氏名です。コンタクトは「姓」と「名」の2列が必須で、「氏名」の1列だけでは取り込めません。姓と名の間に空白があれば、Excelの「区切り位置」で2列に分けられます。
2つ目は列名です。「未認識:」に出た列は取り込まれません。「取引先名」は「会社名」に見出しを書き換えます。「備考」「TEL」「メール」「役職」「部署」はそのまま当たります。
3つ目は保存形式です。Excelのブック(.xlsx)のままでは選べません。「名前を付けて保存」で「CSV UTF-8(コンマ区切り)」を選びます。
4つ目は順番です。会社、コンタクト、商談の順に入れてください。コンタクトは「会社名」が登録済みの会社と一致したときに、その会社にひもづきます。商談も、会社は名前で、コンタクトはメールアドレスでひもづきます。先に会社が入っていないと、つながらないまま入ります。会社名は表記が同じときだけ一致するので、「株式会社」と「(株)」が混ざっていたら、先にそろえてください。商談のステージは名前で照合され、合わないものは最初のステージに入ります。
重複も見ています。メールアドレスが同じコンタクト、名前かドメインが同じ会社は、スキップされます。ただし、商談と、メールアドレスが空のコンタクトは照合されません。同じファイルを二度入れないことだけ、気をつけてください。なお、プリペイドのプランでは、コンタクトの取り込み1回ごとに燃料を使います。
HubSpotやSalesforceを使っている場合は、CSVに書き出さなくても、設定の「連携」にある「他社CRM(読み取り)」にアクセストークンを入れると、商談を取り込めます。「コンタクトも取り込む」にチェックを入れれば、コンタクトも入ります。1回に入るのはそれぞれ500件までで、会社は対象外です。読み取りだけなので、元のCRMのデータは書き換わりません。
最初の一歩
今週、Excelのリストから「直近3か月に連絡を取った顧客」だけを別のシートに抜き出してください。そこから会社のファイルとコンタクトのファイルを1つずつ作り、会社、コンタクトの順に入れます。
残りの行は入れません。捨てるのではなく、Excelのまま置いておきます。問い合わせが来た日に、その1社だけ入れれば足ります。来週の月曜から、営業が開くのはCRMだけ、という状態を先に作ってください。
メールアドレスだけで試せるデモ環境を用意しています。「法人営業」を選ぶと、データの入った状態でコンタクトと会社の一覧を開けます。デモを試す
メールアドレスだけで、デモ環境に入れます。
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入力する仕事 info@に来た問い合わせに、誰が返したか分からない 会社の代表アドレスに届いた問い合わせが受け取った人の受信箱にだけ残り、誰が返したか、まだ誰も返していないかが他の人に見えず、二重返信と放置が起きる インボックス(フォームの送信と、転送した代表アドレスのメールが会話として1つの画面に並び、担当者を決めて「解決」で閉じる。返信はその場から送れ、コンタクトの「アクティビティ」タブに「メール」として残る)