取引先とのLINEやChatworkのやり取りが、担当者のスマホにしか残らない
- 現場の困りごと
- 取引先との連絡がLINEやChatworkで進み、約束した期日や金額の話が担当者個人の手元にしか残らず、商談の履歴には一行も入らない
- Revenue CRMの機能
- 会話の取り込み
- 画面
- アクティビティ「会話を取り込む」/「チャネル」(LINE・LINE WORKS・ChatWork・Slackほか)/「解析する」/「要約」「重要ポイント」「ネクストアクション」/「連絡先」「新規連絡先として作成」「商談(任意)」/「取り込む」/「全文を表示」
商談の初回はメールで始まります。二度目の訪問のあたりで、先方の担当者から「LINEでいいですか」と言われる。あるいは先方のChatworkのグループに招待される。見積の修正依頼も、「納期は月末で大丈夫です」も、「部長の承認が下りました」も、全部チャットで届きます。
CRM(顧客管理ツール)の商談を開くと、最後の記録は3週間前の「見積送付」。その後に交わした十数通は、担当者のスマホの中にあります。
特定の会社の話ではありません。CRMの導入支援を8年やってきて、連絡がチャットに移った瞬間に履歴が途切れる商談を、どの会社でも見てきました。
失っているのは「会話の記録」ではなく、会話の中で決まったこと
チャットがCRMに入らないと、最初に消えるのは決定事項です。金額の合意、納期の変更、先方の社内で誰が承認したか。商談でいちばん大事な部分ほど、短い一文でチャットに流れます。
次に、担当が替わったときに困ります。異動や退職で引き継ぐとき、個人のスマホのLINEは引き継げません。後任は、先方に「前の担当の方にはお伝えしたのですが」と言われるところから始めることになります。
では転記すればいいかというと、続きません。チャットを読み返して要点を打ち直すのに、仮に1件10分。動いている商談が15件あれば、週に1回やるだけで150分です。
私は「取引先とのチャットを禁止する」というルールには賛成しません。相手が選んだ連絡手段を断れば、返事が遅くなるだけです。やり取りはチャットのままでいい。直すのは、チャットからCRMまでの10分のほうです。
Revenue CRMでは、会話を貼ると、要約とネクストアクションの候補が出る
チャットのやり取りを貼ると、要約、重要ポイント、ネクストアクションの候補が出ます。人がやるのは、直して、残すタスクを選ぶことだけです。
入口は「会話を取り込む」というボタンで、「アクティビティ」の画面と、コンタクトや商談の詳細にあるアクティビティの欄にあります。押すと貼り付け欄が開くので、チャットのやり取りをコピーして貼ります。LINEの場合は、トーク履歴のテキストファイル(.txt)をそのまま選ぶこともできます。
「チャネル」で 「LINE」「LINE WORKS」「ChatWork」「Slack」などを選び、「解析する」を押します。会話から期日が読み取れたネクストアクションには、日付が付きます。
ここから先は人が決めます。要約はその場で書き直せます。ネクストアクションにはチェックボックスが付いていて、チェックを残したものだけがタスクになります。「月末までに修正見積を送る」は残し、「また連絡します」は外す。
おすすめは、その商談の詳細から開くことです。最初からその商談に付くので、相手を選ぶ手順がありません。「アクティビティ」の画面から開いたときは、最後に「連絡先」で相手を選びます。姓か名のどちらかで検索して選ぶか、まだ登録が無ければ「新規連絡先として作成」を選びます。商談への紐付けは任意ですが、選ばないと商談の履歴には出ません。
「取り込む」を押すと、要約が「チャット」の記録として残ります。貼った会話そのものも保存され、コンタクトや商談の詳細にあるアクティビティの欄で、その記録の「全文を表示」から読み返せます。
先に知っておいてほしいことが2つあります。1つは、長い会話は末尾の部分だけが解析されること。そのときは画面に「長い会話のため末尾のみAI解析しました」と出ます。もう1つは、これが貼った時点の写しであること。貼った後に続いた会話は、自動では入りません。節目でもう一度貼ります。
入力した内容がAIの学習に使われることはありません。
最初の一歩
今週、いま動いている商談の中から、チャットでいちばん話が進んでいる1件だけを選んでください。その商談の詳細を開いて「会話を取り込む」を押し、会話を貼って、要約を直し、タスクを1つ残して取り込みます。
過去のやり取りを全部入れようとしないでください。見積を出した、条件が変わった、承認が下りた。こういう節目に1回貼るだけで、商談の履歴は「見積送付」の一行から先へ進みます。
画面を先に見たい場合は、デモをメールアドレスだけで開けます。
メールアドレスだけで、デモ環境に入れます。
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入力する仕事 商談の報告が「手応えあり」で終わり、予算も決裁者も分からない 1時間話した商談の報告が「前向きでした」の一言で終わり、予算・決裁者・時期が聞けたのか聞けていないのかがCRMに残らないまま、見込みに計上される コールインテリジェンス(商談の文字起こしを貼り付けると、BANTやMEDDPICCの項目ごとに話の中身を書き出し、要約を付ける)
入力する仕事 info@に来た問い合わせに、誰が返したか分からない 会社の代表アドレスに届いた問い合わせが受け取った人の受信箱にだけ残り、誰が返したか、まだ誰も返していないかが他の人に見えず、二重返信と放置が起きる インボックス(フォームの送信と、転送した代表アドレスのメールが会話として1つの画面に並び、担当者を決めて「解決」で閉じる。返信はその場から送れ、コンタクトの「アクティビティ」タブに「メール」として残る)